リボンの騎士 ザ・ミュージカル

8/1より始まりました公演も本日27日をもち、無事に千秋楽を迎えました。

全40公演という長丁場無事に演じきりました。

はじめはこのミュージカルに対して期待はしていませんでした。

とりあえず一回くらいは観よう程度だったので。

だから初日、中間、千秋楽といった感じに先行は申し込みました。

席もS席で1回観るならA席で2回観ようの、質より量作戦。

それが根本的に間違いだったワケです。

手塚プロタカラヅカが絡んだ時点で気付くべきだった…

両サイドともに作品に妥協するワケがない!

どちらも己の名誉と威信を賭けているのですから。

加えて3月から長丁場のレッスン期間。

演技に対して、適当にお茶を濁せる環境ではすまないのです。

脚本・演出もモーニング娘。をよく研究している。

タカラヅカであり、手塚作品であり、尚且つモーニング娘。なのだから!

公演中、違和感が微塵にも感じられない。

いつものコンサートの寸劇レベルとは大違い。

笑いの要素も織り交ぜている部分はあるものの、おちゃらけていない。

メリハリのある演技と場面展開。

これだけ長い観劇時間にもかかわらず、間、決して中だるみする事もない。

とにかく真剣勝負!

それは演じる側だけに飽き足らず、観る側にとっても同じ。

何度となく物語に引き込まれていきました。

この娘。達はここまで出来るのか!と。

モーニング娘。は無限の可能性がある!

それはつんく♂先生の娘。に対する『進化し続けるグループ』という概念に当てはまるモノではないかと思う…

このミュージカルを経験して、娘。達は一回りも二回りも成長した事だろう。

この先の秋ツアーや、色々な活動にもきっとプラスになる。


それはもちろん小川麻琴にとっても…

明日から彼女は新しい道を歩きだす。

手を振る仲間の顔を背に…

もう戻れない…

その不安を希望だけじゃ断ち切れないかもしれない。

今、あなたは門出に立っている

遥かなる道を行く

それはまるで誇り高き勇者のよう

風たちぬその道のどこかで

あなたを探している

誰かがあなたを待っている

思い描く夢の模様

いつの日にかその眼にうつせ…


小川麻琴にとっての『絆』は、『モーニング娘。』そのものだから。


小川麻琴さん

卒業おめでとう…


そして、モーニング娘。
本当にお疲れさまでした!


今日のB.G.M:青空がいつまでも続くような未来であれ!/モーニング娘。