今日付けで、アルバイトで働いてくれていたSさんが退職する事になった。

どうにも体の調子がよくないらしい…

年齢的にも自分の父よりずっと上だし、体力的にもきついのだろう。

もともと体も弱い方で、数年前に大きい手術もしたらしいし。

最近も体調不調で休みがちだった。

その事もあり、今日退職の旨を報告に来た。


思えばSさんに、最初に勤務内容を手とり足とり1から教えたのは自分だった。

最初はなかなか覚えが悪くてイライラする事も度々あり、少し態度や口調がきつくなった時もあった。

それでも少しずつではあるが、日に日に、目に見えて仕事をこなせるようになった。

今では安心して仕事を任せられるようになりました。

その矢先の退職…

辞められてこっちの勤務の負担が大きくなる事よりも、Sさんと会えなくなる淋しさの方がつらいです。

時の流れは妙におかしなもので、生まれや育ち、年齢をも超越したモノを作る事ができる。

今日改めて実感しました。

でもSさんの体の事を思えば、これで良かったのだろう。

夏の暑さ、冬の寒さがダイレクトに伝わる仕事ですからね…

今までの疲れも蓄積されていたのだろう…

これからはゆっくり静養して体を労ってほしい。

そして、近況報告の意味でもいつでも顔見せに来てほしい。

本当にお疲れさまでした。そしてお世話になりましたm(__)m

自分はSさんより仕事のうえでは先輩だったが、人生では何倍もSさんの方が先輩だった。

人は何かを教えているつもりが、逆に何かを教わっているんだな…


今日のB.G.M:RUN/B'z